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9月17日 気仙沼商工会議所の工業部会、化学製品部会、鉄工部会の三部共同での研修旅行があり、急遽行って来ました。 研修地は米沢。今話題の天地人、直江兼続目当ての観光旅行かと思い、実を言うとあまり乗り気ではありませんでした。 しかし、視察研修はNPO夢創工房で、バイオ燃料のエタノールの原料となる単糖類の製造特許をとったということで俄然行く気満々となりました。 夢創工房は米沢の工業団地にありました。 以前そこは、ニッセキハウスというプレハブメーカー30万㎡(?)の一大工場地でしたが、倒産してしまったのだそうです。 保証人の会社が清算し、地域貢献として無料貸与の一棟があり、NPOもそこに入っています。 清算事業に関わった理事の川崎さんからその苦労話も伺いました。 実際大企業が倒産し、失業した地域住民はどのくらいいたのでしょうか。大変だったと思います。 本題の単糖類の製造は、電磁波吸収シートの開発研究から間違って川崎さんの息子さんが発見したそうです。 稲ワラや作物の繊維が、通常の大気圧と40℃程度の熱、ステンレス容器、日光の紫外線があれば、分解され、糖に変わるのだそうです。 とうもろこしなどの作物が石油の代替エネルギーとなり、作物価格を押し上げ、開発途上国に食物がまわらなくなっていると問題となっていますが、稲ワラなどの廃棄されるものが利用でき、しかも高額な設備や危険な薬品ががいらないという画期的なローテク製法だそうです。 大島大好きのバイオディーゼル燃料製造も廃棄される食物油から製造しますが、その製造機械が高額で、その返済が大変です。 単糖類製造からエタノール製造までにはまだまだ時間がかかるようです。 川崎さんのお話の中で「ある業種の常識は他の業種の非常識」であり、いろいろな人との出会いの中で解決できる事がたくさんあるそうです。 元々プレハブ会社の研究開発者だった川崎さん始め、核となる大学研究者、工業高校専攻科生、地元企業、一般市民が地元活性に向けての意気込み、活力、がんばっているのがよくわかりました。 大島大好きもいろいろな団体や人たちと交流をはかり、活動の問題点を解決しながら、広めていきたいと改めて思いました。 画像は夢創工房玄関での帰りの様子です。理事川崎さんの姿が重なって見えませんでした。
by ohshima-daisuki
| 2009-09-29 12:01
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